交友アルバム

2022年7月現在

【マツダ社のスカイアクティブ・テクノロジーの生みの親、『NHK プロフェッショナル 仕事の流儀』で一躍その名を知られた弊社顧問の人見光夫さんと】


経営危機からフォード傘下へ。そして起死回生の大改革、元祖DXと言われる「MDI=マツダ・デジタル・イノベーション」をやり遂げ、スカイアクティブ・テクノロジーを確立するという20年に及ぶ格闘物語のド真ん中に居続けた、マツダ株式会社シニア・イノベーションフェロー/前常務の人見光夫さん(左上写真の左)、弊社顧問でMDI推進リーダーを長年務められた瀧口哲郎さん(右上写真の右)、マツダ技術研究所を所長として率いられた松岡孟(右下写真の中央)さんと。

 

2019-2021年頃、広島市中心部における、いつものメンバーによる恒例の楽しいワイガヤ会。口先だけの評論家やチャレンジ精神に乏しい自称リーダーやマネージャーがあらゆる組織に巣食う昨今、それとは対極にある「責任を持って事を成し遂げた男たち」と親しく交流できる時間が私の何よりの宝である。

 

 

【クラシック・チェロの頂点を極めたわが師、世界的なチェリストの原田禎夫先生と】

チェロはもちろん、人生の師ともあおぐ元イェール大学音楽学部教授で、伝説の弦楽四重奏団「東京クァルテット」の創設メンバーでもある「原田禎夫(はらださだお)」先生と。2022年3月22日(火)、赤坂の天壇にて。


禎夫先生は、かつてニューヨークを拠点に世界を股にかけて活躍した弦楽四重奏団「東京クァルテット」の創設メンバー。米独のレーベルから発売されたCDは優に50枚を超え、グラミー賞ノミネート7回(!)、米国の人気TV番組「セサミストリート」の常連で、カーター大統領に招かれてホワイトハウスで演奏したことも。


世界の有力な大学で教授を務め、現在も、盟友・小澤征爾先生とともに世界中で後進の指導にあたるなど、プレーヤーとしても指導者としても超一流。


でも一番好きなところは素朴で包容力のあるその人柄。私が「最近、自由時間は何やってんですか?」と訊くと「練習してるよ。やっぱ練習楽しいんだよな〜」などと、若い音大生のようなことをあっけらかんと言ってしまう。そういえば昔、銀座三越のエレベーターガールに「ご利用階数は?」と訊かれて「あ、初めてです」と答えたという逸話も(笑)。


先生にとって音楽は「終わることのない旅」ということだが、それは、悲壮感を感じさせない、前向きで明るい旅なのだ。こういった年齢の重ね方をしたいなぁと心から思う。

 

ちなみに、禎夫先生の兄上は、これも高名な版画家・挿絵画家の原田維夫(はらだつなお)先生(日の丸の写真)。維夫先生は、1964東京オリンピックから世界に広まったピクトグラム(トイレの男女マークはここから始まった!)の初期の発明者の一人であり、2021年の東京オリンピックでは、開会式で維夫先生の作品が世界に向けて発信されたのはご存知の通りである。

 

 

2011年8月、メンターとあおぐ、創薬ベンチャーとしてその名を知られるアリジェン製薬の所源亮社長(当時。左)と私。岐阜の所さんのご実家の敷地内にある書斎兼茶室にて。ちなみに所さんは、世界的なチェリストの原田禎夫先生、高名な版画家で、1964東京オリンピックから世界に広がった「ピクトグラム」の考案者でもある原田維夫先生(原田兄弟)のいとこでもある。
2011年8月、メンターとあおぐ、創薬ベンチャーとしてその名を知られるアリジェン製薬の所源亮社長(当時。左)と私。岐阜の所さんのご実家の敷地内にある書斎兼茶室にて。ちなみに所さんは、世界的なチェリストの原田禎夫先生、高名な版画家で、1964東京オリンピックから世界に広がった「ピクトグラム」の考案者でもある原田維夫先生(原田兄弟)のいとこでもある。
2012年9月、同じく所さん(左)とわたし。港区のシェラトン都ホテルにて打ち合わせ。
2012年9月、同じく所さん(左)とわたし。港区のシェラトン都ホテルにて打ち合わせ。

※田中のメンター的存在で、アジアで成功した数少ない感染症特化型の創薬ベンチャーとして知られるアリジェン製薬の社長 兼 一橋大学イノベーション研究センター特任教授、そして、何よりも稀代の事業家として知られる所源亮(ところげんすけ)さんとわたし。

 

所さんは、経営書としては異例の12万部ベストセラー『ストーリーとしての競争戦略』(一橋大学教授・楠木健さん著)で、戦略ストーリーがもっともおもしろい経営者のひとりとしても紹介されている。

 

 

 

弊社本部がある「日比谷セントラルビル」。三田線/内幸町駅徒歩1分、丸ノ内線/霞ヶ関駅徒歩5分。

 
●【JTM社の方法論、および人的資本経営の考え方について】

野球やゴルフの教則本を何冊読んでも、実戦に通用するプレーヤーとして育つことがあり得ないのと同様、実践・実戦を通じたワークが結局のところ人材を覚醒させ、「人財」すなわち「人的資本」へと大きく進化成長させるいちばんの方法なのです。
これは間違いありません。

すなわち社会人における「学習」とは、手応え感のある感触や体感知を得ながら、さまざまな考え方や方法論を自らあみ出し、それらを「体術化」していくことにほかなりません。

机上の勉強は、単なる「準備」に過ぎないのです。

ゆえに弊社では、社内における起業=新規事業開発という超実戦を通じて「社内起業家人財」を事業とともに一体的に育てる方法に特化したやり方を15年以上にわたり貫いています。

 

 

●弊社では、「人材」が「人財」へと進化成長していく過程があると捉えている関係から、文脈や状況により「人財」と「人材」を使い分けています。